私がローマに留学した軟弱な理由とイタリアの都市の選び方

 2016/10/21

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私がイタリアに到着して、ほぼ一か月が過ぎようとしています。毎日やることが多く、気づいたらもうこんなに時間が経っていたのか、というのが正直な感想です。

私は留学先にローマを選択し、どうにかこうにか生活しております。本記事では、将来イタリアへの留学を検討している方に向け、ローマを選んだ理由とこの1か月を考えてみたいと思います。

ローマ大学を選んだ理由

まず最初に、なぜイタリアの中でローマを留学先に選んだのかをお話しましょう。

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つぶしが利きそう

一言でいえば、「何をするにもつぶしが利く」ということです。私の大学では、3年次からの留学の場合、2年次の秋に留学先を決定し、選考に通らなければなりませんでした。

正直なところ、去年の自分は「自分が何をしたいのか」という問いに曖昧な回答しか出せずにいました。2年間で社会学系の入門書をちょこちょこ読み漁って宗教に対する興味が湧いたり、国際関係を勉強したくなったりとふわふわしていました。

「目的」が明確でなかった

お気づきの方もいると思いますが、本来、留学とは「目的」があってするものです。ある自分の興味関心の強い特定分野をさらに研究するため、その分野を勉強できるどこかの国・都市へ向かうもの。

ローマの街角(ポポロ広場へまっすぐに伸びる道)

ローマの街角(ポポロ広場へまっすぐに伸びる道)

しかしこの時の私は、ただただ「留学すること」を目的に据えていたため、いざ「なぜ留学するのか」を熟考したときに、曖昧な答えしか出せずにいました。

国際系の大学であり、周りの友人の多く(実際、イタリア語のクラス内で半分近くの人が1年留学をしています)が留学へ行く中で、自分も何となく留学するだろう、と思っていた節があるのは否めません。

勉強したいことは、今後変わるかもしれない

そしてまた、今から見るとだいぶ投げやりですが、「まだ決まっていないのなら、つぶしが利く場所を選ぼう」ということを考え、その結果ローマを選びました。

ローマ大学の大講義室

当時興味があった宗教学を学ぶのには、ヴァチカンを内接したローマは、イタリアの中では最適であることは言うまでもありません。ですが、もしこの宙ぶらりんな興味関心が留学までに変わってしまったとき、イタリアの首都ローマであれば、好きにしたいことを変えられる、という考えがありました。

例え3年次に別のやりたいことができても、イタリアの大学で最大、そしてヨーロッパの中では3本の指に入る規模のローマ大学であれば、それを叶えることができると感じたのです。

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1年間の準備期間で、やりたいことが変わった

留学の決意をし、書類を申請してから1年間も間があると、自分が研究したい分野が変わる可能性は、いくらでもあると思います。

私も現在は、宗教学ではなく、観光学を勉強しています。ローマ大学には巨大な観光学部があり、基礎を身に着けるための明確な手順があります。

正面から見たローマ大学

正面から見たローマ大学

そして、ローマはあまりにも多すぎるほどの観光地を有しています。有名なものからマイナーなものまで、現地の人々でも知らないような場所がたくさんあると言われています。

ただ見るための観光ではなく、学ぶための観光を、この恵まれたローマという土地で学べていることには、感謝しています。

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