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【カルチョ】イタリアの未来を担う若手選手ベスト11

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イタリア代表の若手ってどうなの?

皆さん、最近のイタリアサッカーについてはご存知でしょうか?サッカー・イタリア代表(通称アッズーリ)といえば、2006年のFIFAワールドカップ・ドイツ大会を優勝し、数々の名プレイヤーを生み出してきた、世界トップレベルのチームでした。

そんなイタリアでしたが、最近は世代交代の遅れ内部対立問題などもあり、ヨーロッパやワールドカップでなかなか結果を出せない低迷期に。そして昨年2017年には、本大会出場をかけたプレーオフに敗れ、60年ぶりにワールドカップを逃すという、最悪の事態に。

そんな暗黒時代を過ごしているイタリア。ですがそんな時期にあるからこそ、これまで、なあなあにしてきた内部抗争や癒着、選手の世代交代など、様々な問題に対処することで膿を出し切り、新生アッズーリにならなければならない時が来たのです。

今後のイタリアは、2020年のEUROと2022年のカタールワールドカップにおいて結果を出すことが必要となります。そのためには、これまでベテランに頼っていた部分に若手がどんどん進出し、新しい力が加わる必要があるでしょう。

そこで本記事では、今後のイタリア代表を担っていくであろう若手選手(25歳以下の選手)でベストイレブンを組み、今後のイタリアを占ってみようと考えています!

フォーメーションは現イタリアが採用する4-4-2(4-2-4)で組んでみました。

イタリアの未来を担う若手選手ベスト11

1.ジャンルイジ・ドンナルンマ

  • 生年月日:1999年2月25日(19歳)
  • 所属クラブ:ACミラン(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):6試合(0)
  • ポジション:GK

ACミランの希望のみならず、イタリアの希望とも呼ぶべきGKが、ジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)。17歳ながらACミランのトップチームでポジションを掴み、2016-17,2017-18シーズンは全試合に出場。

アッズーリの大先輩であるジャンルイジ・ブッフォンとは同じ名前を持ち、まさにブッフォン2世にふさわしい逸材です。若いうちからの相当な期待やプレッシャーに応えて安定したプレーを続ける様は圧巻。まだまだ雑なプレーが目立つこともありますが(2017-18シーズン コッパ・イタリア決勝など)、今19歳ということを考えると、今後が恐ろしく楽しみな選手です。

実はイタリアにはピエルルイジ・ゴッリーニ(エラス・ヴェローナ)など良い若手GKがたくさんいるのですが、彼らをあっという間に押しのけ、代表の座を射止めています。

2.ダニエーレ・ルガー二

  • 生年月日:1994年7月29日(23歳)
  • 所属クラブ:ユヴェントスFC(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):6試合(0)
  • ポジション:DF(センターバック)

ACミランに移籍したイタリア代表の先輩・ボヌッチの穴を埋める形となり、2017-18シーズンは全22試合に出場したのが、ダニエーレ・ルガーニ(Daniele Rugani)。

かつて所属していたエンポリでは、若くしてほぼ全試合に出場していましたが、やはりユヴェントスでは控えスタート。その後徐々にポジションを掴んではいったものの、やはりコンスタントな出場機会が得られているとは言い難く、昨冬にはアーセナル移籍の噂も出ていました。

イエローカードが極端に少ないクリーンな守備、身長190㎝の恵まれた体格など、イタリアが綿々と受け継いできた正統派センターバックの後継者に最も近いかもしれません。ただ、そうなれるかは、彼がユヴェントスでポジションを奪うまでに成長できるかに懸かっているかもしれませんが。

3.アレッシオ・ロマニョーリ

  • 生年月日:1995年1月12日(23歳)
  • 所属クラブ:ACミラン(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):6試合(0)
  • ポジション:DF(センターバック、レフトサイドバック)

ACミランでは背番号13をつけ、イタリア最強のディフェンダーと呼ばれたネスタを継ぐ存在として注目されるディフェンダーが、アレッシオ・ロマニョーリ(Alessio Romagnoli)です。

毎シーズン問題山積のミランのディフェンスラインを、弱冠23歳ながらどうにかまとめ上げ、その中でディフェンダーの技術のみならず、リーダーとしてのディフェンスラインの作り方や、メンタルなどを磨いています。的確で冷静なポジショニングには、サッカーインテリジェンスの高さを感じられます。

4.マッティア・デ・シリオ

  • 生年月日:1992年10月20日(25歳)
  • 所属クラブ:ユヴェントスFC(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):34試合(0)
  • ポジション:DF(ライト・レフトサイドバック)

2011年からACミランで活躍し続けていたデ・シリオですが、2017-18シーズンからなんとユヴェントスに移籍。彼はサッカー人生ミラン一筋かと思いましたが、案外そうでもありませんでした。

高い攻撃力を持ち、他の選手との連携でサイドを突破する姿が印象的です。また、両足から正確なクロスを出すことができるため、両サイドで活躍できる点も、監督からすれば使いやすい理由でしょう。もう一皮むけ、さらに守備時の安定感や勝負強さが増せば、世界最高のサイドバックへの道が開けてくるかもしれません。

5.ストゥラーロ

  • 生年月日:1993年3月9日(25歳)
  • 所属クラブ:ユヴェントスFC(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):4試合(0)
  • ポジション:DF(ライト・レフトサイドバック)、MF(ボランチ)

ユヴェントスでプレーし、本職は左寄り中央のMFですが、サイドバックもそつなくこなせることから左サイドバックに置きました。若いうちから多くの試合をこなし、着実に力をつけているユーティリティプレーヤー。

豊富なスタミナで中盤を走り回る姿から、ガットゥーゾ2世とも呼ばれています。ガットゥーゾは、2006年のW杯優勝時のメンバーでもあり、無尽蔵のスタミナで走り回って超積極的な守備をすることから「リンギオ(うなり声)」という愛称がつけられた選手です。

2017-18シーズンはわずか19試合の出場にとどまり、他のセリエAのクラブへの移籍も噂されています。さらに代表戦でも2016年以降出場がありません。今後ガットゥーゾのような選手になるためには、もう一皮むける必要があるかも知れませんね。

6.マルコ・ヴェッラッティ

  • 生年月日:1992年11月5日(25歳)
  • 所属クラブ:パリサンジェルマン(フランス)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):25試合(1)
  • ポジション:MF(セントラル)

フランスのパリ・サンジェルマンでプレーするヴェッラッティ。世界的なパサーであるピルロやシャビも認めたその実力は、攻撃の場面で最も発揮されます。

ポジションはセンターMFですが、高いサッカーIQを感じさせるプレーで魅了します。パスの精度は本当に世界最高レベルで、攻守にわたりゲームメーカーとして必要な才能を全て兼ね備えていると言っても過言ではありません。今シーズンはクラブではケガや出場停止で22試合の出場にとどまりました。来季の更なる活躍に期待です。

マンチェスターユナイテッドやユヴェントスなどのビッグクラブへの移籍話が絶えないことも、彼のポテンシャルを証明しているでしょう。

7.ガリアルディーニ

  • 生年月日:1994年4月7日(24歳)
  • 所属クラブ:インテル(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):4試合(0)
  • ポジション:MF(セントラル)

守備的MFのガリアルディーニの最大の仕事は、攻撃の芽を詰むこと。2016-17シーズン、好調だったアタランタで大車輪の活躍をし、冬の移籍市場でインテルに移籍しました。その後も中盤の底で安定感あるプレーで活躍し続けています。

17-18シーズン序盤は、ポジショニングやパス精度があまり良くなく、輝き切れていませんでした。ですがスパレッティ監督の粘り強い指導のもと、最終的には30試合に出場。インテルの要として攻撃を組み立て、相手のパスをかすめ取る優秀なプレーを見せました。

代表でのプレー回数や時間も徐々に増加しており、クラブと代表の双方で主力となるであろう選手です。

8.ベルナルデスキ

  • 生年月日:1994年2月16日(24歳)
  • 所属クラブ:ユヴェントスFC(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):13試合(1)
  • ポジション:MF、FW(右サイド)

3シーズンを過ごしたフィオレンティーナを離れ2017-18シーズンからユヴェントスへ。彼自身トスカーナ州出身で、フィオレンティーナのファンであることも公言していましたが、イタリア王者からの誘いはやはり断れなかったということでしょうか。

持ち味はレフティーならではの右サイドでの鋭い切れ味のドリブルと、正確無比なパスやシュート。今シーズンは、恐らくベルナルデスキが予想していた通りなのかもしれませんが、ベンチに座る時間が長く18試合の出場のみ。

やはりドゥグラス・コスタやクアドラードといった超強力アタッカーと比べてしまうと、やや難しいところがあるかもしれません。2018年以降の代表戦に呼ばれていないこともやや気がかりですが、きっとすぐに戻ってきてくれるでしょう!

9.ロカテッリ

  • 生年月日:1998年1月8日(20歳)
  • 所属クラブ:ACミラン(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):0試合(0)
  • ポジション:MF(セントラル)

2016年、突如としてACミランで大ブレイクし、25試合に出場。18歳の若さながら、中盤の攻守を引っ張りました。その働きぶりは、これまでミランの中盤を担ってきたモントリーヴォと比較されるほど。

主なポジションは中盤の底や時々右サイド。若さを感じさせない落ち着いたプレーで相手選手をかわし、広い視野でロングボールを前線に供給します。また守備時での活躍も大変評価されており、今後イタリアを代表するレジスタ(中盤の底の選手)に化ける可能性もあります!

まだA代表への招集がなく、U-21のみでの出場ですが、近い将来確実に招集され、ベッラッティやガリアルディーニとポジション争いをしていくことになると思います。

10.ベロッティ

  • 生年月日:1993年12月20日(24歳)
  • 所属クラブ:トリノ(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):18試合(5)
  • ポジション:CF

ビッグクラブからのオファーにも「スタメンでプレーできなければ意味がない」と割り切り、とにかく試合に出場してめきめきと成長するために、セリエA中位のトリノでプレーし続けて3年。102試合で48ゴールという素晴らしい活躍をしています。

ワンタッチシュートからオフサイドラインを抜け出してのスピード感あるプレー、DFを背負ったポストプレーまで、FWに求められる様々なプレーができるように進化し続けています。新生イタリアを担うにふさわしい選手。

代表戦では18試合出場で5ゴールと悪くない成績ですが、それでもゴールを決めた相手はサウジアラビアやマケドニアなど、いわゆる強豪国ではないチーム。控えとしての登場が多かった昨年以前に対し、今年からはスタメンでの抜擢も増えているため、期待感が高まります。

11.ベラルディ

  • 生年月日:1994年8月1日(24歳)
  • 所属クラブ:サッスオーロ(イタリア)
  • 代表戦出場試合数(ゴール):1試合(0)
  • ポジション:CF

セリエBから上がってきたサッスオーロとともに成長したベラルディ。決定的な仕事をこなし続け、気づけば注目のアタッカーに。チームも毎年セリエA中堅に位置するところまで来れたのは、彼の活躍があったからこそ。得点だけでなくボール運びやキープ役としても力を発揮します。

セリエA好きにはおなじみのベラルディですが、代表での出場は未だ2018年のフランス戦の1試合のみ。ここからジラルディーノのようなバランスの良いアタッカーになれるか、中堅どころに落ち着くかは、まだ未知数といったところでしょうか。

さいごに

いかがでしたか?今後こうした選手たちが、将来のイタリアを担って、素晴らしい時代を築き上げてくれることを楽しみにしています。

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  • この記事を書いた人

ゆうさん

『BUONO!ITALIA』の代表をしています。 ローマ・ラ・サピエンツァ大学に1年間留学。シチリア生まれのマンマが牛耳る大家族にホームステイをし、イタリアの様々な側面に触れる。 現在は、イタリアの国民性と中小企業経営について卒論研究中。主な執筆記事は、社会問題、旅行、カルチョ、ポップ・ミュージックなど。

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