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観光・買い物の合間に!トリノの厳選ジェラート店を4つ紹介します

2019-12-03

イタリアの定番スイーツ、ジェラート。イタリアのアイスクリームですが、日本のアイスクリームと違って、ジェラートは乳脂肪分が少ないアイスクリームです。

イタリア国民からとても愛されているスイーツで、イタリアの街を歩いているとたくさんの「Gelateria(ジェラート店)」を見かけます。今回はトリノ在住の筆者が、トリノの街にある数多くのジェラート店から厳選した、4つのお店を紹介します。

ジェラートを頼むぞ!その前に...

お店を紹介する前に、知っていただきたいのがジェラートの買い方。

まずジェラートの器をコーンにするかカップにするか選びましょう。イタリア語でコーンは「Cono(コーノ)」、カップは「Coppetta(コッペッタ)」です。どちらを選ぶかは好みの問題。ですが個人的には、ジェラートは溶けやすく、コーンで食べると垂れてきて大変なことになりやすいのと、カップの方がコーンがない分軽く食べられるという理由で、カップを好んで選んでいます。「旅先で色々なものを食べたい!」という人には断然カップがおすすめです!

次にジェラートの大きさを選びましょう。ジェラートのサイズはPiccolo, Medio, Grandeの3サイズ。左からS・M・Lといった感じです。基本的にはPiccoloを選んだら良いと思います。Piccoloといっても十分満足できる量なので、筆者や周囲の友人もいつもPiccoloを選びます。写真のジェラートは全てPiccoloなので、サイズ感の参考にしてみてくださいね。

価格の相場としては、Piccoloサイズで2.5ユーロというものが最も一般的。2.5ユーロでDue Gusti(2つのフレーバー)を選ぶことのできるお店が多いです。安いお店では、2ユーロで2つのフレーバーを選ぶことができるなんていうお店も。

頼む際には、コーンだったら「Cono Piccolo」、カップだったら「Coppetta Piccola」と頼みましょう。ジェラート店でのジェラート購入の流れとしてはまず、レジで先にカップかコーンかを選んで注文し、お金を払います。そうしたら横に移動して、食べたいジェラートのフレーバーを伝えましょう。店員さんがコーンかカップの上にジェラートを盛り付けて渡してくれます。

トリノのジェラテリア、オススメの4軒!

1.あふれだすMole愛! Dal Siciliano UNA MOLE DI SAPORI

トリノの象徴、モーレ・アントネリアーナ

 トリノのランドマークといえば、モーレ・アントネリアーナ(Mole Antonelliana)。とても巨大な建物で遠くからも見えるので、トリノを街歩きする際の目印にも◎。内部にはトリノの観光名所である国立映画博物館があります。また、展望台からはトリノの街を一望することができます。

 そんなMole Antonellianaのすぐ目の前にあるジェラート屋さんが、「Dal Siciliano UNA MOLE DI SAPORI」です。Mole(Mole Antonelliananのことを現地の人々は略してこう呼んでいます)の目の前のお店なだけあって、随所にMole愛が見られます。

 たとえば「Dal Siciliano UNA MOLE DI SAPORI」という店名。「Mole」という言葉が店名に入っていますよね。実はただこの言葉を使っているわけではなくて、「Una mole di sapori」で、「豊富なフレーバー」という意味があるんです。

「Mole」という言葉を巧く使った、トリノのランドマークであるMoleへの愛を感じる素敵な店名ですよね。店名の隣に描かれている、コーンの上にジェラートのようにMoleが乗ったロゴマークも可愛らしいです。

店内には広くはありませんが食べるスペースがあり、そこには上の写真のように、Moleを形取った可愛い絵がいくつも飾ってあり、ジェラートと合わせて写真を撮ることができます。

このお店は、チェーン展開をしておらず、店舗はこのMole前の1店舗だけ。ですから、トリノに来たらMole Antonelliana観光と合わせてぜひ訪れてほしいお店です。

【Dal Siciliano UNA MOLE DI SAPORI 店舗情報】

住所

Via Montebello, 13/D, 10124 Torino

営業時間 月ー水:10:00-21:00、木・金:10:00-0:00、土・日:8:30-0:00
公式ホームページ https://www.dalsiciliano.it/
公式SNS Instagram

2.休日は行列!大人気のお店 LA ROMANA dal 1947

ローマ通り(Via Roma)

トリノでショッピングをするなら訪れたいのがVia Roma。LOUIS VUITTONやHERMES、GUCCIなどのハイブランドのお店から、H&M、OVS、Bershkaなどのプチプラブランドまで、このショッピングアーケードに行けばなんでも揃っています。

そんなVia Romaから一本路地に入ったところにあるのがLA ROMANA dal 1947。筆者がトリノっ子に真っ先に連れて行ってもらったお店です。休日は特に、たくさんのお客さんで店内が賑わっています。

店内のレジの上には黒いプレートがいくつも下がっていて、それぞれにフレーバーの名前が書かれています。LA ROMANAの魅力の一つはそのフレーバーの豊富さ。どれも美味しそうなので、2つの味に絞るのが大変です。

下がっているプレートを眺めていると、種類の多さだけでなく、フレーバーの名前のユニークさにも気づかされます。このお店には、LIMONE(レモン)、 ARANCIA ROSSA(ブラッドオレンジ)のような一般的な名前のフレーバーの他に、BISCOTTO DELLA NONNA(おばあちゃんのビスケット)という思わず微笑んでしまうような可愛らしい名前や、150 ANNI DELL’UNITA D’ITALIA(イタリア統一150周年)という一体どんな味なのか気になる名前など、ユニークな名前のついたフレーバーがいくつもあるんです。

注文するときも楽しみながら注文することができそうですね。

筆者がトリノっ子におすすめされたのが上の写真の黄色のフレーバー、CREMA DAL 1947。クレーマ・ダル・ミッレノベチェントクワランタセッテと読みます。どこか懐かしさを感じさせる甘みが魅力的なフレーバーです。

Via Romaで心いくまでショッピングをしたあとは、広くておしゃれなLA ROMANA dal 1947の店内でおいしいジェラートを食べて一息つくのはいかがでしょうか。

【LA ROMANA dal 1947 店舗情報】

住所

Via Santa Teresa, 6, 10121 Torino

営業時間 月ー木:12:00-23:00、金・土:12:00-0:00、日:11:00-23:00
公式ホームページ https://www.gelateriaromana.com/
公式SNS Instagram

3.ゆっくり味わいたい!ALBERTO MARCHETTI

Via Roma付近にあるお店をもう一店紹介します。

おしゃれな店内が一際目をひくジェラート店、ALBERTO MARCHETTI。ALBERTO MARCHETTIはトリノに3店舗、アルバ、ミラノ、アラッシオにそれぞれ1店舗の店舗を持つジェラート店です。

このお店もフレーバーの数が豊富です。Le creme、Il gusto speciale、La frutta、Gli affogati e il Pallinoと種類が分けてあるので、気分に合わせて選びやすいのがいいですね。そして注目してもらいたいのが、いくつかのメニューについている、何か丸っぽいマーク。見えづらいですが実はこれ、カタツムリを形取ったものなんです。

 カタツムリは、スローフード運動のシンボルマーク。スローフード運動とは、1986年にイタリアでCarlo Petriniによって提唱された、地域の伝統的な食材や食文化などを守りながら、食生活や食文化を根本から考え直そうという運動です。ALBERTO MARCHETTIはこのスローフード運動に取り組むジェラート店なんです。特にこのお店は、”Presidi”という小さな地元の生産を保護するスローフードのプロジェクトに取り組んでいます。

ピスタチオのジェラート

写真はそのスローフードプロジェクトのジェラートのひとつ、ピスタチオのジェラートです。さまざまなジェラート店でピスタチオのジェラートを食べましたが、筆者はこのお店のものが一番好きです。

このお店のジェラートは「Bronte(ブロンテ)」という、シチリアの小さな村で生産されたピスタチオを使って作られています。ブロンテは小さな生産地ですが、そこで生産されるピスタチオの質は世界的に認められており、ブロンテでは毎年ピスタチオ祭りが行われているほどなんです。

旅先では、予定をいっぱいに詰めて、あっちに行ってこっちに行ってと慌ただしく時間を過ごしてしまいがち。そうして少し疲れたなと思ったときには、ここALBERTO MARCHETTIで、こだわって選ばれた地元の食材の味をしっかりと味わいながら、ゆっくりとイタリアの食を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

【ALBERTO MARCHETTI 店舗情報】

住所

Piazza C.L.N., 248, 10121 Torino

営業時間 11:30-22:30
公式ホームページ https://www.albertomarchetti.it/
公式SNS Instagram

4.チョコレートのジェラートを食べるならここ!Venchi

ポルタ・ヌオーヴァ駅

トリノにはPorta Nuova駅というターミナル駅があります。レンガ色の外観が印象的なとても大きな駅です。この駅にはフィレンツェ、ミラノ、ローマなど、イタリアの他の主要都市とトリノとを結ぶ電車が発着します。トリノに住みながら他の都市を訪れるときや、旅行でトリノを含めた数都市を電車で周るときなどに利用することがあると思います。

そんなPorta Nuova駅の構内にも実はジェラート屋さんがあります。それがこのお店、Venchi。電車のホームのすぐ横にあり、きらびやかな店内は高級感を感じさせます。Venchiという店名は、店の創業者であるSilviano Venchiの名前からとったものです。Venchiはイタリアだけにとどまらず世界各国に店舗を持つ老舗チョコレート・ジェラート店ですが、その開業第一号店はトリノという、実はトリノ発祥のお店なんです。

Venchiはチョコレートショップなので、ジェラートだけではなくもちろん、店内にはさまざまなチョコレートが並べられて売られています。パッケージが可愛いものが多いので、おみやげに買っていくのもおすすめ。ジェラートを買う前に、ゆっくり店内のチョコレート商品を見て回りましょう。

店内を回り終えたら、とうとうお楽しみのジェラートです。写真のフレーバーはGIANDUIOTTO VENEZUELA(上)とAZTECO(下)です。Gianduiottoは砂糖、カカオ、ヘーゼルナッツから作られるトリノの名物チョコレート。

トリノの多くのジェラート店にこのフレーバーはあるのですが(Giandujaという名前のことが多いです)、VenchiのGianduiottoのフレーバーは、中にGianduiottoのチョコレートの大きな欠片が入っているのが特徴です。

AZTECOはシンプルなチョコレートジェラートですが、チョコレートがたまらなく濃厚で、さすが老舗チョコレートショップのチョコレートジェラートだと唸らされる味。いちごやカスタードなどチョコレート以外のフレーバーもあるのですが、ここVenchiではチョコレート系のフレーバーをぜひ試してみてください。

待望の日本第一号店

なんとこのお店、Venchiの日本第一号店が、2019年の12月12日に東京の銀座松屋通りにオープンすることが発表されました。Venchiのチョコレートやジェラートを日本国内でも楽しむことができるようになるなんて夢のようですよね。

【Venchi 店舗情報】

住所

Corso Vittorio Emanuele II, 58, 10121 Torino

営業時間 8:00-21:00
公式ホームページ https://it.venchi.com/
公式SNS Instagram

さいごに

今回の記事では4つのジェラート屋さんを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?とてもおすすめのお店なので、ぜひ訪れてみてくださいね。また、今回紹介したお店の他にも、トリノにはすばらしいジェラート屋さんが紹介しきれないほどたくさんあります。

トリノを街歩きしながら、あなたのいちおしのジェラート屋さんをぜひ見つけてみてくださいね!

  • この記事を書いた人

Orion

初めて行ったイタリアの都市はヴェネツィア。本場のラザニアとティラミスのおいしさに目覚める。 大学ではイタリア語と芸術文化を専攻。2019年9月より、トリノ大学に留学。

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