雨天・曇天でも行く価値あり!チンクエテッレ(コルニーリア・マナローラ・ポルトヴェーネレ)

雨天・曇天でも行く価値あり!チンクエテッレ(コルニーリア・マナローラ・ポルトヴェーネレ)

Ito

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。ひょんなことからイタリアに来て早17年。日本語を教える傍らお気楽主婦をしています。イタリア人のおおらかさや面白さを交えてイタリア旅行などについてお伝えできればと思っています。よろしくお願いします!

前回のチンクエテッレからの続きになります。最後に、Porto Venere(ポルト・ヴェーネレ)のご案内も!

どうぞ最後までお付き合いの程を。

前回のお話はこちらから!
行くのが難しい?たどり着くまで一苦労?そんなことはないチンクエテッレ!

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心臓破りの坂があるCorniglia(コルニーリア)

さて、前回からの続きですが、Riomaggiore(リオマッジョーレ)の天候悪化のため、そうそう引き上げることになり、かと言ってすぐにホテルに帰るのは、時間もまだあるので、寄り道感覚で、Cornigliaに行ってみようということになりました。

前もって何も学習せずチンクエテッレに来たため、Cornigliaには何があるのか分からないままでしたが、行ってみてからのお楽しみ!ということで、電車に飛び乗り、これも数分で到着しました。

駅に到着して思ったこと・・・このような言い方をしてはいけないのは重々承知ですが、田舎の駅っぽい感じ。

Corniglia駅プラットフォームから見た夕日。秋で曇っている時の海も、いい感じですよね。

駅から見て、右手に小さな山があり、よくよく見ると、ジグザグの道が!登れるのかなと思い、駅を出て道沿いを10分ほど歩くと、そのジグザクが鮮明に見えてきました。

登れるんだ!そう遠くないだろうと甘く見た私は、親友と登り始めたのですが・・・親友の健脚に見事に負け、私は途中からかなりペースを落としました。もう心臓が持ちません・・・。階段途中で駅の方を見て一枚。

コルニ―リア駅と海

あーまだ低い・・・とつぶやき、再び登り始めました。

左の半島に見える町は、マナローラだと思います。

そうして、踏ん張って登り続けて

やっとここまで来ました。もう一息!
ついに到着!
小さな山の頂上には、この看板がありました。

ゆっくり歩けば30分は軽くかかってしまうと思います。とてもよい運動になりました。到着した時に親友は待っていてくれましたが、その後また、散歩に行ってしまいました。

先に駅に帰って彼女を待つこと数十分、帰ってきたのでどこに行っていたのか聞いてみたところ、頂上からまだ少し歩いたそうで・・・健脚大切!

足の疲れと共に次の町Manarola(マナローラ)へ!

CornigliaからManarolaにも電車ですぐに到着。そしてホテルへ。

予約したホテルはManarola(マナローラ)にあるCa’ D’Andrean(カ・ダンドレアン)です。La Spezia Centraleからはそんなに時間もかからず行くことが出来ました。駅からも遠くはなかったのですが、ホテルまでは少し坂道がきつかったです。

ホテル内の壁には、ご主人そっくりな方の絵が飾られてあり、「これはご主人ですか?」と質問をしたところ実は「父親がモデルになっている」との答え。その後は、色々ご主人のお父さんのお話をしてくださいました。とても感じの良い方でした。

Manarola天気が悪いですね。残念です
Manarolaから海を眺める

いよいよ夕食!

待ちに待った夕食をここManarolaで頂くこととなりました。選んだお店(残念ながら悪天候で早々と閉めるお店がほとんどでしたが)は、La Scoglieraというレストラン。

入った時には何人かのお客さんもいらっしゃり、お店の雰囲気も落ち着いた感じでした。

頼んだ料理はこちら!

Muscoli Marinara(ムール貝のマリネ)

Muscoli(ムスコリ)って筋肉ではないの?と思った方。正解です!

なぜなのでしょう・・・ラ・スぺッツィアでは、ムール貝をMuscoliと呼ぶんですね。不思議です!

Zuppa di Pesce(海鮮のスープ)

海鮮好きな私にとって幸せの一品!

海の幸から沢山のうま味が出たトマトソースはパンにつけて食べると幸せの一品になります。とても美味しかったです。

その上、こんなお菓子(チョコレートケーキ)まで頼んでしまいました。どれもとても美味しかったです。

Torta Sacher al Cioccolato(チョコレートケーキ

こんな美味しい時間でしたが・・・外に出ると大嵐になっていました。

ホテルは、レストランからそんなに遠くなかったのですが、暴風雨の中、急な坂を登らないといけなかったのは、なかなか大変でした。

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翌日Porto Venere(ポルト・ベーネレ)へ

ホテルをチェックアウトしてから、Manarola駅まで徒歩5分ほど。そこから、Porto Venereに行ってみたいという親友に誘われて行ってみようということになりました。

ただ、ここで注意

一度La Spezia Centraleに戻り、そこからバスに乗りPorto Venereに行くことにしたのですが、バスはLa Spezia Centrale駅からはでておらず、バス停まで Speziaの町中を少し 歩かなければなりません。難しい場所にあるので、お気を付けください。

さて、何とか迷いながらですがバス停を見つけ、バスが来るのを待っていると案外早く来ました。乗ったのは良いのですが・・・カーブ・カーブ・カーブ!!!右へ左へ揺れに揺れながらPorto Venereに到着しました。

Porto Venereの港

まずは、サンピエトロ教会に行ってみることにしました。

緩やかな坂道を上って行くと、

このような扉がありました。扉を見るだけで、その建物の歴史を感じることが出来ますよね。この装飾なども、歴史がきっとあるはず。

教会の中では、絵葉書が売っており、一枚購入し、外に出て他の場所を回ってみました。

教会から外に出て、別の階段があったので登って撮影。
教会から見た海。
窓のようなところがあり、そこから見ると海が切り取られて絵画のように見えます。
昔は、ここから鉄砲などを構えていたのでしょうか・・・窓のように見えて少し枠が斜めになっています。

もう一つ、とてもきれいな場所だと思ったところがあります。

海からの光が屈折して入り込み、少し靄がかかっているように見えて幻想的でした。

お待ちかねの昼食タイム!

帰りの電車の都合で、Porto Venere観光はここまでです。お昼を食べていこうということで、レストラン探し!Porto Venereでのレストラン探しは、そんなに難しくはありません。Porto Venereのバス停からもそんなに遠くないところに4・5件はRistorante・Trattoriaが立ち並んでいます。

そのうちの一つ、Trattoria da Iseoにお邪魔しました。

店内は、木目調の店内が印象的で、いかにも海の近くという感じがしました。店内からも海がすぐ近くに見え景色も素晴らしかったです。

さてお待ちかねのお食事です!

Insalata di Polipo(タコのサラダ)

タコが大きく切られていてじゃがいもにもタコの味がしっかりついていて最高です!

Scampi crudi(生アカザエビ)

もうVIVA海鮮です!海の近くを旅する時はやはり海鮮のお食事をお勧めします!

帰りも右へ左へカーブ・カーブ!

さて、食事も終わり、バスに乗りLa Spezia Centrale駅までカーブに揺られながら帰ってきました。

La Spezia Centrale駅に一度戻ったあと、帰りの電車まで時間があり、親友があるお土産を探したいという事で駅を出て街に行ってみました。さて、どんなお土産なのでしょうか?

それは・・・

チンクエテッレで有名なSciacchetra’(シャケットラ)という名のワイン。親友がプレゼントしてくれました。感謝!

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まとめ

一泊二日のLe Cinque Terre駆け足の旅でしたが、いかがでしたでしょうか?雨天でも曇天でもチンクエテッレの街の魅力は素晴らしいものがありました。再び訪れたくなる街に、ぜひ皆様もお越し下さい。

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