イタリア、家の庭やベランダでモネ、クリムト、マティスの花を育てよう

有名な絵画に描かれている花や植物を庭やバルコニーで栽培

1.イタリア人女性の゛絵画園芸゛アイデア

6月10日付けのvegolosi.itの記事によると、イタリア人女性のジョバンナ・ラッタンツィ(Giovanna Lattanzi)氏が誰でも自宅で有名な絵画に描かれている花や植物の彩りを゛再現゛できる種子セット『画家の種(Semi d’autore)』をAmazonなどを通して提供しているということです。

ラッタンツィ氏は、生物化学の勉強をし、植物や花の種の研究も行っているそうで、世界的に著名な画家が描いた絵の花や植物の種類を可能な限り特定しようとしているそうです。

グスタフ・クリムトの絵画をモチーフにした種子セット / Amazon

絵画に描かれた花や植物を゛発見゛するためには、先ずその土地の調査を行いながら作業するそうで、もし絵の中の花や植物を特定できない場合はイマジネーションを駆使して『画家の種(Semi d’autore)』シリーズの種を選んでいるということです。『画家の種(Semi d’autore)』シリーズの種子は、調査と想像力の賜物ということになるようです。

ラッタンツィ氏は、『画家の種(Semi d’autore)』シリーズを通じて゛絵画園芸゛という新たな絵画鑑賞&園芸スタイルを提案しているようです。

2.アートと花壇の融合としての゛絵画園芸゛スタイル

花や植物など自然は、偉大な芸術家たちにとって不可欠なインスピレーションの源にもなっているようで、クロード・モネ、グスタフ・クリムト、アンリ・マティス、ピエール=オーギュスト・ルノワールなどが描いた自然を『画家の種(Semi d’autore)』シリーズの種子を家の花壇などに植えることで゛追体験゛できるということです。

クロード・モネの絵画をモチーフにした種子セット / Amazon

今なお、多くの人々を魅了してやまない巨匠たちの絵画に描かれた花や植物を実際に自分の手で育てることは、通常の絵画鑑賞とは一味違う体験になるようです。

園芸を通して偉大な画家たちの絵画に触れることで、美術館で絵を鑑賞するのでは得られない新たな発見もあるかもしれないということです。通常とは違う方法で画家たちの足跡をたどることにもなり得るようです。

アンリ・マティスの絵画をモチーフにした種子セット / Amazon

3.シンプルなデザインの種子シリーズ  by 『オルト・ストラビリア(Orto Strabilia)

世界的に知られた絵画をモチーフにした種子セット『画家の種(Semi d’autore)』シリーズは、ラッタンツィ氏が設立者の1人でもある『オルト・ストラビリア(Orto Strabilia)』から販売されているようです。

モネ、クリムト、マティス、ルノワールなどの絵画をテーマにした『画家の種(Semi d’autore)』シリーズは、3ユーロ(約360円)でAmazonなどを通して購入できるようです。

ピエール=オーギュスト・ルノワールの絵画をモチーフにした種子セット / Amazon

また、『オルト・ストラビリア(Orto Strabilia)』は、このシリーズ以外にも゛蚊を寄せつけない゛植物と花の種子セットや゛蝶々の庭゛の種子セットなど様々な花や野菜や植物の種の販売も行っているということです。

なお、Amazonのカスタマーレビューには、゛ミステリアスな゛種が無料プレゼントとして同封されていたそうで、どんな花が咲くか楽しみにしているという購入者のコメントもあるようです。

゛蝶々の庭゛の種子セット / Amazon

なお、vegolosi.itの記事によると、現在、ラッタンツィ氏たち『オルト・ストラビリア(Orto Strabilia)』は、秋に向けて新たな種子コレクションを準備中だということです。

さいごに

ラッタンツィ氏らが提供している『画家の種(Semi d’autore)』シリーズ。絵画鑑賞と家庭園芸を合わせた゛絵画園芸゛という新たなスタイルが、これからどのように発展していくことになるでしょうか。

従来のような美術館などで絵画を鑑賞するだけではなく、自宅で絵に描かれている同じ花や植物を実際に植えて育てることによって見えてくることがあるかもしれません。

また、子どもたちの体験学習としても面白い試みになる可能性があるようです。絵を模写するだけでなく、実際に栽培してみるというアプローチで何か気づくことがあるかもしれないようです。学校だけでなく、家で両親や兄弟姉妹と一緒に゛絵画園芸゛を体験してみるのも楽しいかもしれません。

種が入った小さな袋から大きな世界へと触れる機会も秘めた゛絵画園芸゛。ラッタンツィ氏らは、イタリア各地で開かれている見本市などにも参加しているそうで、今後のラッタンツィ氏、及び『オルト・ストラビリア(Orto Strabilia)』の活動にますます注目が集まってくるかもしれません。

参照

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Kanba

イタリアの海沿いの小さな町に住んでいます。イタリアの大学を卒業後、日本の企業のために働いています。天気が良い週末は砂浜で筋トレしたり、庭でオーガニック野菜を作ったりしています。主に穀物・野菜・果物・ナッツ類を食べて暮らしています。

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