イタリアではどの街を歩いても歴史的建造物が見られるので、車やバスに乗らないでお散歩を楽しむ人が多いと思います。
特に、今回ご紹介するフィレンツェは主要な建物や広場が中心部に集まっているので、交通機関を使わないで徒歩圏内で楽しめる名所ばかり!
また、イタリアですからご飯が美味しい!今回は、フィレンツェの一押し食べ歩きグルメをご紹介します。食べ歩きに関する注意点もあるので最後まで読んでください。
イタリアのドルチェを日本で
コロナ禍でなかなか旅行に行きづらい昨今...。日本でも美味しいイタリアのドルチェ(スイーツ)を楽しみませんか?まずは日本で大ブームになっているマリトッツォ!!
また、お取り寄せできるジェラテリアの代表格は、「マリオ・ジェラテリア」!新鮮なミルクの味が口いっぱいに広がり、フレーバーもたくさんあって、自分へのご褒美にも、贈答用にもピッタリ。
ちなみに私は、イタリアのビスケットであるカントゥッチやビスコッティーニも大好きで、ネットだけでなく食料雑貨屋さんなどでもついつい買ってしまいます(笑)
フィレンツェって?
まずは、簡単にフィレンツェのご紹介を。イタリアのほぼ真ん中に位置するトスカーナ州の主要都市。歴史的建造物などが街の中心部にコンパクトに存在しているフィレンツェは、シンボルであるドゥオーモ広場から、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会、ウフィツィ美術館、ボーボリー庭園など多くの観光名所が徒歩圏内にあります。
つまり、美味しいイタリアンフードの食べ歩きにもってこいの街なんです!
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一押しの食べ歩きグルメ
アル アンティーコ ヴィナイオ(All’antico Vinaio)
出典:seidifirenzese
フィレンツェの人気パニーニならここ!と、誰もが口を揃えて答えるくらい有名なパニーニ(サンドウィッチ)のお店です。観光客だけでなく地元の人からも人気の為、お昼を過ぎても列は途切れません。
この行列を見たとき驚きましたが、並んでみると思ったより早く買うことができるので、根気よく並びましょう。
店前の歩道にはたくさんの人が、ここで買ったパニーニを食べているので見ているだけでお腹が空いてしまいます。(注意事項あり!下記”フィレンツェの新条例”参照)
人気の訳は、ボリューム、価格、味です。人気店要素の全てが揃っています。まず、ボリュームですが女性は、お腹を空かせていかないと食べきれないと思います。”小腹が空いたから。”だと、少し苦しいと思うほど大きいです。このボリュームが嬉しいんですけどね。
しっかりした大きさで6€~という価格設定!!良心的です。メニュー表に料金が載っているのでそこも安心。そして、肝心の味ですが間違いなく美味しいです。パン自体が柔らくて、素材の味を感じられる味付けなので日本人も好きな味です。
おすすめはプロシュートやモッツァレラチーズ、トマト、バジルが入っているLA SUMMER(ラ サマー)。 ウフィツィ美術館の近くなので、ここでパニーニを買ってお昼ご飯にしてもいいですね。
<住所>
Via dei Neri, 76R, 50122 Firenze FI, イタリア
トト アット(Totò Atto ll)
出典:Pizzeria Totò Atto ll
続いては、みんな大好きなピッツァです!こじんまりしているので店内での飲食は4人以上だと少し窮屈に感じてしまうかもしれません。
もちろん、テイクアウトなら問題なし!こちらのお店は、散歩中にふらっと立ち寄ったのですが地元では人気のお店でした。ショウケースに1ピースごとに切られたピッツァがあり、注文すると温めてくれます。
1ピースが大きいので、私は1枚で十分でしたが生地が薄いので、2枚でも軽く食べられます。その都度のお会計なので、お腹に合わせてオーダーできます。
出典:Jay F Kay
もちろん、ピッツァ丸ごと1枚のテイクアウトもしています。さすがイタリアだなあと思ったのは、学生の女の子たちがテイクアウトしたピッツァの箱を公園で広げて食べている姿に驚きました。日本だと見ない光景ですよね?
<住所>
Piazza San Felice, 2, 50125 Firenze FI, イタリア
ラ カッライア(La Carraia)
出典:トリップアドバイザー
こちらは、ジェラートのお店です。(イタリアではジェラテリア:gelateriaと言います)なんと、イタリアを代表するジェラートはフィレンツェ発祥のデザートなんです!ご存知でしたか??発祥の地だからこそ、多くのジェラテリアがあるのでどこで買うか悩んでしまうと思います。
食べ比べも楽しいですが、是非食べていただきたいのがこちらのラ・カッライアのジェラートです。ここのお店は、学校の先生に教えてもらいました。舌の肥えているイタリアーナのおすすめなので、間違いありません!!
出典:DIPLOMATIC WIFE
種類が多く、どの味も美味しいですがピスタチオがよく売れていました。カウンターだけでなく、入口にメニュー表が出ているのでゆっくり味を選べます。
<住所>
Piazza Nazario Sauro, 25/r, 50124 Firenze FI, イタリア
注意点
2018年に”食べ歩き”に関する新しい条例がフィレンツェで施行されました。それは、お店や家、観光名所前などで立ち止まって(座るのも)の飲食の禁止です。お店前で座って飲食をした人には、500ユーロ(約6万4000円)以下の罰金が科せられるというものです。
高額の罰金に驚きですが、世界各国から来る多くの観光客のマナー問題は日本同様にフィレンツェも悩まされています。特に、街に溢れるゴミは不衛生ですし、キレイな景観を損ねます。
そこで解決策の一つとして、Via de’Neri(上記でご紹介したパニーニのお店All'Antico Vinaioの通り)、Piazzale degli Uffizi(ウフィツィ美術館横の通り)、Piazza del Grano(こちらもウフィツィ美術館横の通り)、Via della Ninna(Via de’Neriからシニョリーナ広場に出る通り)の4つの通りで、12時〜15時と18時〜22時の間だけに適用するこの新条例を作りました。
次の目的地まで歩きながら飲食する分には問題ありませんが、石畳の狭い歩道で食べながら人とすれ違うのは少し危険です。トラブルを避けるために、注意しながら楽しみましょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか?駅前だけでなく路地にもたくさんのお店があるので、どこのお店に入るか悩んでしまうと思います。今回ご紹介した3つのお店はもちろん、多くのお客さんが入っている店はハズレないと思います。また、中には観光客相手にぼったくりをするお店もあるので、お金の支払い、お釣りの受取の確認はしっかりしましょう。
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参照
- All'antico Vinaio
- TABI LABO『フィレンツェの新条例』
イタリアのドルチェを日本で
コロナ禍でなかなか旅行に行きづらい昨今...。日本でも美味しいイタリアのドルチェ(スイーツ)を楽しみませんか?まずは日本で大ブームになっているマリトッツォ!!
また、お取り寄せできるジェラテリアの代表格は、「マリオ・ジェラテリア」!新鮮なミルクの味が口いっぱいに広がり、フレーバーもたくさんあって、自分へのご褒美にも、贈答用にもピッタリ。
ちなみに私は、イタリアのビスケットであるカントゥッチやビスコッティーニも大好きで、ネットだけでなく食料雑貨屋さんなどでもついつい買ってしまいます(笑)