イタリア映画 特集記事
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皆さん一度は聞いたことがある”ヴェネツィア映画祭”。その舞台であるイタリアでは映画好きの人がとても多く、素晴らしい作品ばかりです。映画には国によって特徴がありますが、イタリア映画の特徴とはなんでしょうか?また、映画館では日本とは少し違う鑑賞マナーもあります。今回はイタリア映画の特徴や映画館、鑑賞マナーについてご紹介します。
イタリア映画の特徴
特徴①ラブストーリー
イタリア映画と言えばラブストーリー。アメリカは迫力のあるアクション映画、日本はアニメなどそれぞれ国によって特徴がありますが、イタリア映画の特徴は恋愛モノが多い点です。”アモーレの国”イタリアですから国民性を表しているのでしょうか?
青春の切ない恋愛から、大人のちょっと危険な恋愛ものまで幅広いです。個人的に好きなポイントは、少し暗い内容であってもクスッと笑えるシーンがあることです。重くなりすぎず、ジョークを挟むのは海外映画ならではでしょうか?アクション映画はとても少なく、ラブストーリーかコメディ映画が大半を占めています。
特徴②上映時間
日本映画やアメリカ映画だと平均2時間が一般的な映画の上映時間ですよね?中には3時間に及ぶ長編映画もあります。ですが、イタリアでは大体1時間半の映画が多いです。この上映時間の短さもイタリア映画の特徴だと言えます。
映画は、長すぎず、短すぎず気軽に観れる娯楽として位置づけられています。個人的には丁度いい長さなので、飽きずに見終われます。
イタリアの映画館
チケット購入から上映開始まで
日本と同じくチケットカウンターでチケット購入できますし、Webで事前に買える場合もあります。金額は8€~が多いですが、学割があるので学生の方は少しお得になります。
日本と違うのは、席を指定することができない点です。ただ、席がたくさん空いている場合はチケットに記載されている席に座らなくても大丈夫なようです。(体験談より)また、イタリアの映画館は午後から開館します。日本のように午前中は開いていないのでご注意ください。
新しい映画館ももちろんありますし、歴史のある古い映画館もあります。一見、劇場のような立派な建物に驚く人も多いと思います。古い映画館は旧市街の街並みに溶け込んで存在しているので、私は映画館だと気づきませんでした。素敵な映画館が多いので是非立ち寄ってください!
イタリア流の映画マナー?!
休憩時間?!
知らないとびっくりすることが上映中に起こります。それは、休憩時間があること。いきなりスクリーン画面が切り替わり、約10分くらいのトイレ休憩が入ります。
これが、いきなりくるので初めてイタリアの映画館で映画を観る人は驚くこと間違いなし。集中して観ていた人にとってはあまり嬉しくないかもしれませんが、トイレに行きたい人やドリンクのおかわりをしたい人にとっては有難いシステムですね。
静かではない?!
映画を観ながら話すことはタブーではありません。中には映画にヤジを飛ばす人もいたりします。もちろん静かに越したことはありませんが、日本のように映画館では静かにというマナーがしっかり当てはまっているとは言えません。
近い席の人に話しかけられることもありました。また、友達同士や家族など複数人で観に行くのが普通なので、1人で映画館に行く人はあまりいません。ですので、友達と感想を言いながら観ている人が多いです。
上映後は?
映画が終了しエンドロールが流れますが、その時にすでに席を立っている人がほとんどです。つまり、本編が終了したら終わりという認識なので館内の明かりがまだついていなくても帰ります。映画好きだからこそエンドロールまで見るのかなと思っていましたが、意外にも早い帰宅に驚きました。
夏は外で映画鑑賞
夏にイタリアへ行く人で映画を観る予定の人がいたら是非行って欲しい場所があります。それは、屋外で映画を観る”Cinema nel parco”(=公園で映画)です。これは、映画館など屋内の施設ではなく屋外の広場に設営された映画館です。
私はフィレンツェで観に行きましたが、暗くなってから上映が始まるので雰囲気が最高でした。上映前は、縁日のような賑やかさがあり、カップルだけでなく子ども連れの家族もいました。イタリアで上映される映画はイタリア語に吹き替えされているものが多いです。
イタリア語が分からないと少しつまらないと思いますが、イタリア語を勉強している人は楽しいと思います。映像があるので全部分からなくても理解しやすいですよ。
さいごに
いかがでしたでしょうか?イタリア映画の特徴、ご存知でしたか?イタリアの素敵な街並みには、ただ歩いているだけ、運転しているだけでも絵になります。”ローマの休日”をはじめ、たくさんの有名な映画の撮影地でもあるので、イタリアへ旅行の際は世界遺産だけでなく映画の舞台、撮影地巡りもおすすめです。
短めの映画は気軽に見れますし、YouTubeで無料で見れるものもたくさんあります。この機会に皆さんも是非イタリア映画をご覧ください!
参照
●フィレンツェの映画館『Odeon Firenze』
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