移住したいしたい人は知っておくべき!イタリアの隣人トラブルとは?

移住したいしたい人は知っておくべき!イタリアの隣人トラブルとは?

mina

学生時代のイタリア旅行を機に、イタリアの虜に。食べること、飲むこと、自然が大好き。なにより明るいイタリア人が大好きです。独学でイタリア語を学び、フィレンツェへ短期語学留学。現在も子育てしながらイタリア語学習継続中。

イタリア好きな方の中には、”移住したい!イタリアに住みたい!”と、思っている人も多いのではないでしょうか?!私もその一人ですが、そんな方に是非お伝えしたいこと。

それは『ご近所トラブル』日本でも時々ニュースで耳にしますが、異国の地でご近所トラブルに巻き込まれたら...。

考えるだけで怖いですが、イタリアには陽気で明るく気さくな人だけではありません。では、イタリアのご近所トラブルとはどんなものでしょうか?!今回はイタリアのご近所問題についてイタリア人の友人と私の経験も交えてご紹介します。

ケース1. 建物が古い故に...

イタリアと言えば歴史のある建物が街の至る所にあります。歴史のある貴重な建物に住んでいる人も多く、建てられて100年ではまだ新しいと言われるほど古くからある建物ばかりです。地震などの自然災害にも耐え、少しずつ修復しながら大切にされている建物です。ですが、耐震性に問題がある建物が多いのも事実です。

私のホームステイ先で過去に起こっていたトラブルをご紹介します。アパルタメントの建物が古いため、トイレの配管の故障により水が流れなくなることが続き、その度に隣の旦那さんを呼んで直してもらことが続きました。

最初はよかったものの朝晩関係なしに呼ばれることに少しづつ亀裂が入ったようで、居留守を使うようになったとか。確かに便利屋さん感覚で呼ばれていたら嫌になりますよね。居留守を使われたホームステイ先のおばさんは

ケース2. 生活音だもの...

こちらも先ほどの建物の古さに関係することですが、生活音への苦情トラブル。日本でも多いトラブルです。イタリアのほとんどの集合住宅の場合、洗濯機を使う時間が決められており、大体朝8時~13時くらいまでです。その理由は洗濯機の騒音。日本の洗濯機は性能が良いので音が静かで、その上終わるのが早い。

イタリアでは洗濯機を回して終わるまで1時間は当たり前。とても長く、音も大きいのでアパルタメントのような集合住宅の場合、”何時までに洗濯機を使う”または”使い終わる”というルールがあります。

イタリアの友人は曰く、この類のトラブルは日常茶飯事。女の子の20代の友人は、隣人に『ドアの閉める音がうるさい』『話し声が聞こえる』と何度もクレームを言われたそうです。円満解決したいけど、1回ではなく何度も言われると険悪な雰囲気になりそうですね。

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ケース3. 共益費トラブル

日本でも賃貸の集合住宅で支払う共益費。共益費とは、住んでいる人が共同で使用しているものへ充てられるお金で、エレベーターや、エントランスや廊下の電気代、庭などの管理費などです。この共益費トラブルはイタリアではとても多いトラブルの一つです。というのも、イタリアのポピュラーな住居はアパルタメント。人が多ければトラブルも起こりやすいです。

どのようなトラブルかというと、

庭の管理費の場合→『普段庭は使ってません!』『なんで庭を使ってないのに払わないといけないの?!』『払いません!』                                        エレベーターの点検費の場合→『毎日エレベーターを使わないで階段を使っているから払わない!』

はい。こんな感じです。思わずツッコんでしまいたくなりますが、本当にあったトラブルです。日本では聞かないようなことなのでやはり国民性の違いによるトラブルでしょうか?

○○○と関係あり?!

人によりますが、はっきり物を言う人がとても多いです。私たち日本人からすると驚くことが多いです。ですが、この国民性はある素晴らしいことに繋がっていました。それは、なんと『イタリアのいじめの少なさ』です。これについては次回の記事でご紹介します。

さいごに

いかがでしたでしょうか?歴史ある建物が多いからこそのトラブルが中心でしたね。

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日本と同じく、もちろん人によって違うので一概には言えません。でも、海外の人の方が日本人より物事をはっきり伝える場合が多く、語調が強かったりしますよね?受け取り方によっては、”なんでそんなことで怒ってるの?!”と感じることもあると思います。ただ、冷たい人が多いわけではありません!!

そう感じてしまいそうですが、思ったことをはっきり伝える性格の人が多いだけなんです!今後のご近所付き合いに響かないような、曖昧な対応をしがちですが、”Si o No”ははっきり伝えましょう!

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学生時代のイタリア旅行を機に、イタリアの虜に。食べること、飲むこと、自然が大好き。なにより明るいイタリア人が大好きです。独学でイタリア語を学び、フィレンツェへ短期語学留学。現在も子育てしながらイタリア語学習継続中。

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